放射線科
当院の理念を受け、エビデンスに基づき様々な角度から患者様本意の医療画像情報の提供を行います。
スタッフ
国家資格を有した診療放射線技師:常勤3名体制
放射線科紹介
医師の指示のもとで主に放射線を用いた画像検査業務や、これらの業務に必要な機器やシステムの管理などを行っております。
当院では、一般X線撮影装置・透視DR装置・CT・MRI・超音波装置・骨密度測定装置などの画像検査装置を有しております。これらは、電子カルテによるオーダリングシステム及び画像保存通信システム(PACS:picture archiving and communication system)の導入(2009年12月導入)により指示及び画像データはデジタル化されております。また、主にMRI・CTの画像については、遠隔画像診断システムを活用し、担当医と専門医のダブルチェック体制となっております。
X線撮影
X線撮影は、レントゲン撮影や一般撮影などと呼ばれることもありますが、X線を使用しさまざまな部位の撮影を行います。また撮影した画像は、『CR(computed radiography)』によりデジタル処理され提供されます。
MDCT
Multi detector computed tomography
Aquilion Lightning Helios TSX-036A
【2019年6月導入】
X線検出器の多列化により、高速で多くの情報を得ることができます。このボリュームデータ(1mm以下の画像データ)を利用し、さまざまな角度からのスライス再構成や、ワークステーションを利用し3D再構成などを作成することができます。
当院では、MDCTの中でもハイスペックな『MDCT80列』を導入しております。 被ばくに対する感受性の高い乳幼児の検査や検診などでも安心して検査を受けて頂けます。
MRI:magnetic resonance imaging(磁気共鳴画像法)
【2010年9月導入】
非常に強い磁石と電波を使って、体の断面を撮像する検査です。
MRIの原理は、外から強い磁場を体に与えます。すると体内の水素原子が共鳴し、振動した水素原子からは電磁波が発生します。この微弱な電磁波を受信して電気信号に変換して画像にします。