「平成29年度 田上記念病院 院内研究発表会」を開催しました。
日時:平成30年3月30日(金) 17:30~19:00
場所:リハビリ室
まず、それぞれの研究発表が行われる前にリハビリテーション科の川上科長より、平成30年度の医療・介護報酬同時改定について説明がありました。
医療・介護報酬同時改定の説明が終わり、研究発表会が始まります。今回は、全部で5演題の発表となりました。
①PADによる下肢血流障害に関連した足潰瘍管理の課題~褥瘡と虚血性足病変との鑑別により治療方針を変更した一例の振り返り~
②橋出血患者の注意障害に対する下衣更衣動作へのアプローチ
③入院時すでに失禁関連皮膚炎(IAD)を有していた患者の皮膚障害改善と予防に向けた取り組み~入院時から治癒に至るまでの看護ケアの振り返り~
④橋出血後に片麻痺、運動失調、重度感覚障害を呈し、足趾潰瘍による足趾切断を強いられ自立歩行獲得に難渋した一症例
⑤褥瘡ケア管理者に求められるコンサルテーション能力測定自己評価尺度の開発
それぞれ、入院されている患者様へどの様なサービスを提供すべきか、最新のエビデンスに基づいたものなのかを研究した成果となります。
田上記念病院では、今後も良質の医療・介護サービスを利用者様へ提供できるように努力していきます。
文責 前田涼