鹿児島市立病院が行っている共同利用制度に、医療機関として「田上記念病院」と当院の常勤医師5名の申請を行い登録されました。
共同利用制度に登録された医師は、鹿児島市立病院にて「検査機器の共同利用」「共同診療」「面会」が出来るようになります。
この共同利用制度により鹿児島市立病院とこれまで以上の連携強化が図れるようになりました。
リスクマネジメント委員会全体研修会とリハビリテーション研修会参加報告会を開催しました。
日時:平成30年8月31日(金) 17:45~19:15
場所:リハビリテーション室
今回は、リスクマネジメント委員会主催による研修としてテルモ株式会社の金谷様より「実例(みんなで考えよう医療事故防止対策)と血糖測定器のリスクマネジメントと最近の話題」について講演がありました。
次に、リハビリテーション科の川上科長より、「第13回アジアメディカルショー2018」の研修報告会が行われました。
前半は、厚生労働省から報告されている2060年問題を取り上げ、人口減少と少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少の対策として、国が推進している「未来投資戦略2018」について説明がありました。今後、医療・介護分野において次世代ヘルスケア・システムの構築が進み、AIやロボット、IoTなどの技術革新によって新しい健康・医療・介護システムが実現していくとのことでした。
後半では、医療・福祉分野で活躍している歩行ロボットや移乗・移動アシスト装置、バイオメディカルロボットの紹介がありました。また、見守りセンサーやリアルタイムモニターなどのICT、IoTを活用した施設運営の紹介がありました。その施設では、ICT、IoTの導入により、職員への業務負担が減り、離職率減少に繋がったとの説明がありました。
最後に、これからの医療・介護分野はAIやロボット、ICTの開発・導入によって自動化が進み、働き方が変わってくるとの意見を述べられていました。
文責 前田