内視鏡

内視鏡 気管支鏡検査

気管支ファイバーOLIMPUS EVIS LUCERA CV-260SL

気管支ファイバー
OLIMPUS EVIS LUCERA CV-260SL

気管支鏡(電子スコープまたはファイバースコープ)は、肺や気管支など呼吸器の病気にかかった患者様にとって重要な器械で、気管支内を観察すると共に、組織や細胞を採取して正確な診断をつけたり(気管支鏡検査)、気管支が狭くなる病気の治療(気管支鏡下治療)に用いられます。

肺または気管支など呼吸器の病気を正確に診断するために、口または鼻からのどを通して気管支鏡(気管支ファイバースコープ)を気管や気管支の中に挿入して内腔を観察したり、組織や細胞、分泌物などの検体を採取する検査です。

上部消化管内視鏡検査

上部消化管ビデオスコープOLIMPUS GIF-XP260NS

上部消化管ビデオスコープ
OLIMPUS GIF-XP260NS

内視鏡は、胃がん、食道がんといった悪性腫瘍などの他に、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎、胃ポリープ、逆流性食道炎、ピロリ菌感染症といった良性疾患の診断・検査に有効です。口から内視鏡を挿入し、咽頭、食道、胃、十二指腸を観察する検査です。

粘膜を直接観察できるため、内部の色の変化や細かい病気がよくわかります。当院では毎週火曜日(午前中)に内視鏡検査を行っております。検査は予約制となっておりますので、検査をご希望される方は事前に当院の外来看護師までご連絡・ご相談ください。

検査の流れ

検査前に磁性体の有無をチェックします。
MRI装置からは大きな磁場が発生しています。磁場を乱すものを身につけていると画像が悪くなります。また安全のためにも、身につけている磁性体を検査前にチェックします。 ペースメーカーをつけた方は磁場の影響で、正常動作をしなくなる恐れがあるので、検査は出来ません。

1. 検査前日

夕食は21:00頃まで済ませていただき、以後食べないでください。
夕食は硬いものを避け、消化のよいものを摂ってください。
水分は就寝前まで適度に摂ってもよいです。

2. 検査当日

必ず朝食を食べないでご来院してください。
高血圧のお薬を服用している方は少量の水で内服してご来院ください。

3. ご来院時

なるべくリラックスできる服装(着替えやすい服装)でご来院してください。
胃カメラ検査実施後、ふらついたりしますので車でのご来院はできるだけ避けてください。

4. 内視鏡室検査

  1. 胃の中をきれいにする水薬を飲みます。
  2. のどの麻酔薬を飲みます。
  3. 内視鏡室の検査台で左側を下に横向きに寝ます。
  4. 胃の動きを止める薬や鎮静剤を必要により注射していきます。
  5. マウスピースを口にくわえていただき内視鏡を挿入していきます。
  6. 検査開始します。
  7. 唾液は飲み込まず口から外へ出します。
  8. ゲップはなるべく我慢してください。
  9. 検査実施時間は10分~15分前後で終了いたします。

5. 内視鏡検査後の説明

内視鏡検査後に症状の説明をいたします。症状に応じては後日以降ご説明することもございますのご了承お願いします。

検査でのお願い

検査前日、21:00以降は食事を摂らないでください。水、お茶は飲んでも構いません。
検査当日は、少しの水分は構いませんが、絶食で来院してください。
服用されているお薬は、すべてお持ちください。
服用中のお薬については、処方された医師の指示に従ってください。
ご希望で鎮静剤を使うこともできますが、その際は安全のため、お車の運転などはお控えください。